今後何を大事に何を正しさとして生きるのか。

現在、東京のある多様性の非常に高い某大学院にいる。

そこでの生活は、沖縄にいた時より大分エキサイティングだし、何か新しいことをやるには絶好の機会ではないかと考える。

 

しかし、環境はただの環境である。私自身は、明確なビジョンを持って大学院に進学したが、そのビジョンと照らし合わせた時にまだまだやれることがある中で、現状に満足しつつある自分を感じる。例えば、私は、グローバルな多様性を感じられる大学院で、教授の個別指導にも近い教育システムと自由な校風が好きでこの大学院への進学を決めた。現状としては、グローバルでありつつも、英語が話せない自分に気をくれをして、積極的に新しい人とのコミュニケーションが取れていない。また、自身の研究に関しては、確かに沖縄にいた時より、人と話したり議論する機会が増えたが、それはコンセプトの域を超えないし具体的に根拠や研究が前進したとはまだ言えない。まだ、大学院に来て20日間である。なので、そんなに深く気にすることでもない気がするが、それでも自分の中で何かこのままじゃいけないという感情があるのでそこには向き合っていこうと思う。

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雑記

大学院には合格した。(ちなみに大学院は途中で志望を変更しています。)合格人数がすごく少ないので、名前は伏せます。
その瞬間はすごく嬉しく、達成感もあった。しかし、来年の4月に入学が決まったが、その間のこの空白の期間のようなものは自分に思考を強制させる。去年もそんな感じであり、ブログをよく書いていた気がする。もしかしたら、時期的なものが自分にはあるのかもしれない。

書評 サピエンス全史 上下巻を読んで

 

 久しぶりです。ここ半年は、大学院の試験のために卒論や研究計画書、TOEICの試験(英語の成績として提出義務がある)などに追われ、ブログの更新ができていませんでした。結構激動の半年を過ごし、9月からは落ち着いてきて、カンボジアに行ってみたり、離島で遊んでみたら色々エンジョイしてます。

 

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貧困の終焉

みなさん

この本をご存知だろうか??

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ジェフリーサックスという世界的な開発経済学者が書いた2025年までに世界の絶対貧困を撲滅するという本だ。

*絶対貧困とは1日1ドル以下の収入で暮らしている人たち。現在は9億人ほどいる。1日2ドル以下にすると世界の総人口の半数ほどが含まれる。

そのような状況をいかにして解決するかというのを自身の経験を元に論じている本である。ジェフリーサックスは、28歳にしてハーバードで終身教授の座を獲得した超エリートであるが、その考え方はすごく実践的で、NOはいずれYESに変わるなど物事を動かすエネルギーに溢れている。

 

この人物は、国連ミレニアム計画という2015年間でに絶対的に貧困を半減するというプロジェクトの特別顧問として、国連やその諸機関にアドバイスをする立場として活躍している。国連事務総長を除いての実質のナンバー2である。実際のこのミレニアム計画がどのような結末になったかというと、概ね大成功だと私は考える。世界の絶対貧困は26%から13%になり、飢えと欠乏で苦しんでいる人の数も半数になった。この背景には、多くの貧困を抱えていた、中国とインドの急成長も関わっているだろうが、そのためにも国連として全世界を巻き込んだビジョンを掲げたことが、大きな要因だったと私は考えています。

詳しい説明はこちら

ミレニアム開発目標報告2015 | 国連WFP

そして現在は、その計画は、『持続可能な開発目標』に引き継がれた。これは2030年までに人間と地球の持続的な繁栄のために、17の目標を達成するというものです。

ミレニアム計画が8つの目標から成り立っていたのに比べて、その数は2倍に成っています。2000年からスタートして2015年にいったんの区切りとして終わったミレニアム計画の成功を踏襲する形で、組織や方法、協力関係を維持するとすれば、ミレニアム計画よりは進みやすいのかなと思いつつ、現状の社会の個人主義への流れとテクノロジーのスピードをうまく反映できるかが鍵かなと思ってます。

詳しくはこちら

www.unic.or.jp

 

そんなこんなで、世界全体としては、貧困の解決とより良い国際関係性づくりに動いている。課題は多く、あきらめの声もその分多いだろうが、希望を持って一つ一つ向き合っていけば、いずれは、僕の生きている時代に終わるかはわからないが解決されていくのかなと思っている。

 

では、本題である。

そのようなことを書かれている『貧困の終焉』という本を読んだ。最近、教授に自分の考えていることを相手にも映像が伝わるように話せと言われたので、一旦のアウトプットをこちらに書こうと思う。

 

僕は何をこの本から学んだのか??

1臨床経済学という知見

2国家の経済を立て直すために具体的な手法

3先進国と途上国の関係性

4ミレニアム開発計画

5グローバル協定の必要性

僕にできることは何か

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夜の化け物。久しぶりの近況報告。

久しぶりに、ブログを更新する。

最近は夜更かし気味だ。夜が長くなってきた。

 

『よるのばけもの』っていう小説を読んだことがあるが、正直僕的には微妙な印象を受けた。まぁ、夜中にそんな本を読んだなーと思い出すくらいの影響は自分には会ったってことか。

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勉強会『才能開発』

現在勉強会を開いており、その中で、ジョハリの窓を活用した他者分析をした。その中で、出てきた僕の強みや資質はこのようなものだった。自分が気付いているものが大半であったが、たまに自分は知らないが相手が気付いていることがあって、それに気づけたことはすごい楽しかった。そんなこんなで、これらの資質からなりたい自分像を作成し、それに目標を立て、また行動指針として書いていった。3瞬間で、なりたい自分像に近づけていく。それによって、自分の才能を開発していくのがこの勉強会の目的だ。

プレゼンのやり方

最近、大学に東京で有名なファシリテーターの方が来て、プレゼンのやり方を教えてくれた。

 

僕は、自分の関わっている団体のことをプレゼンして、そのプレゼンを作るのにあまり時間を使えなかったので、自分の言いたいことが言えない中途半端なプレゼンになってしまった。その時のことを思い出して、効果的なプレゼンのやり方をまとめていこうと思う。

 

まず、プレゼンの目的として、対象者の意識変容がある。

ある目的に向かって、聞いてくれる人の意識を変えやすいのがプレゼンのいいところだ。

また、その目的は、自分一人で作るのではなく、会場をまとめながら一緒に作っていく。

スピーチとプレゼンは違う。プレゼンは、共感を目的としており、聞き手の態度や行動や心理を変容させることができる。積極的にコミュニケーションを行う点もプレゼンで大事なことだ。

 

それに比べて、スピーチは、伝えることがメインで元々は、Speakの目的語なので主語は自分である。自分がどう思うかを伝えるのがプレゼンであり、僕はスピーチは得意である。

自分の意図する方向に相手を誘導していくのが得意で、でもそれは相手に受容性やニーズがあらかじめあるからこそ効果を発揮する部分が多い。

 

その場のニーズを把握し、その瞬間瞬間で、しゃべる内容を帰るのはまだ難しい。

プレゼントは自分自身のプレゼンスが問われるものである。自分自身の今の状態がプレゼンの質にすごい影響を与える。そこで大事になってくるのが、その場で起きたことを受け入れ自分のプレゼンに活かすことである。その時に何が起きるかは正直わからない。ただその時々で、自分の行動を適応させていけばいいのである。

僕は、正直プレゼンに対して苦手意識と自分はできるだろうという意識どちらもある。

前回の五人の中では1位を取りたかった。僕のプレゼンの持ち味は考えてきた時間や密度が伝わるプレゼンである。それをできなかったのが自分に対して1番悔しい。

自分のできる範囲をやらなかったのがこんなに悔しいとは思わなかった。