もやもやした時こそ文を書く『アドラー的課題解決のススメ』〜怒りかコントロールできないあなたに向けて〜

 

かの有名な『嫌われる勇気』で書かれているアドラー心理学では、人の悩みのほとんどは人間関係の悩みであると述べていたが、僕もそのように感じるし、現在すごくもやもやしている。

 

アドラーさんのやり方では、他人はコントロールできないので課題の分離が必要であるという意見であった。つまり、僕がこうモヤモヤしているのは相手をコントロールしようという思考が含まれているからであり、それができていないからモヤモヤしている。また、僕が課題だと思っていることは、みんなにとって当たり前のことではないし、それを気づかないからといって、勝手に憤って、勝手にモヤモヤするのは自分と相手の課題を分離できていないということだ。

 

なので、思考を文章として整理することで、僕のモヤモヤを解消しようと思う。

明日行われるプログラムがあまり決まっていないことに対して心配になっているのは僕の課題であり、みんなの課題ではない。みんなが心配にならずなんとなくで動いていると決めつけているのは僕である。それに対して憤り勝手に悪い方向に考えているのも僕である。だとしたら、それを解決するには、僕に合わせてみんなを変えようとするのではなく、みんなの今を理解しようと努めてそこに働きかける必要がある。またそれで変化が起こらなかったとしても、そこは仕方ないと肯定的にあきらめ処理する必要がある。自分が一番正しいわけではなく、また相手にも都合がある。それを大前提におこなければ、良好な関係性はできないし、無駄に組織を消耗させるだけである。

 

僕ができることとみんなができることは違う。みんながリスク志向でもなければ、みんなが成長志向でもない。その前提のもとで組織に関わる必要がある。

 

僕は、これを僕の課題として考え、それに対して解決する手段を考えればいいだけである。僕は、自分のモヤモヤを処理することだけに努めればいい。また、物事は待つということも必要である。常にせっかちではいけない。

ある程度考えたら、その思考を放り出して自分のできることに集中した方が生産的である。

 

よし、決めたできることをやろう。自分の能力を高めることに集中しよう。

みんなできることをやるだけである。そう考えるなら、僕は僕のできることの集中しようと思う。

 

まこる