悩みからの解放 D・カーネギーの『道は開ける』を読んで。
D・カーネギーさんの『道は開ける』を途中まで読んで学んだことを、記録に残しておこうと思う。
この本の中身はどのように悩みと付き合うかというのをいくつかのストーリを使って紹介しているのだが、その中の一節に「忙しくして悩む暇を与えなければ悩んでいることは解決される。」というものがある。
休学してから何をしてもいいというのだったり、悩むことが多かったが単純に暇な時間が多いのが一番の原因かもしれないなと思った。
それでは、この本で言われていたことをみなさんにシェアしていこうと思う。
目次
1 悩みの対処の方法
2 忙しさに身をまかせるということ
3 大きな悩みよりも小さな悩みにとらわれてしまう
4 平均値を出していくこと
1 悩みの対処の方法
悩みの対象に仕方には、
①悩んでいることの特定
②自分にできることを考える
③自分の実行内容を決める
④いつからスタートするかを決める
という方法がある。
僕たちは、自分が何に悩んでいるかを把握できていないまま神経をすり減らしてしまうことが多い。
それの解決策は、悩んでいることに関して、事実を集める。何に悩んでいるのか。この物事の結果どのようなことが起きるのか。そして悩んでいることを特定できたら、それに対して自分ができることを洗い出す。その中から自分が実行することを決定する。最後にいつそれを実行するか決めるというものだ。
そうすることによって、悩みの靄が晴れ、漠然としていたものがはっきりするはずだ。
他に課題解決の手法として、
①問題点は何か?
②問題の原因は何か?
③いく通りの解決策があって、それらはどんなものか?
④望ましい解決策はどれか?
⑤実行する
というプロセスがある。これも悩みを解決するプロセスと違いはない。
2 忙しさに身をまかせるということ
悩みを解決する一番簡単な方法は忙しさに身を粉にすることだ。
忙しくさえあれば、思い悩むこともない。悩んで気力を使い果たしてしまったら、意図的に自分を忙しくすればいい。そうすると余計なことを考える暇も無くなるだろう。
また、印象的な言葉に、惨めな気持ちになりたければ自分が幸せかどうかを考えればいい。というものがあった。自分が幸せかどうかについて考えることが一番自分を不幸にするのだろう。
3 大きな悩みより小さな悩みにとらわれてしまう
私たちは大事には耐えれるのに、小さいことはずっと気に病んでしまう。
大きな困難が襲ってきた時は、どうにか解決したいと考えるので、悩みが解決されていることも多い。しかし、小さな悩み、旦那の食べ方が汚いや、課題が終わらない。とかのことのどうでもいいことに人生を棒に振ってしまうことが多い。自分の小さな悩みをどうでもいいことと割り切ることが大事なのである。
4 平均値を調べる
自分が悩んでいることが実際に起きる確率はどのようなものだろうか?それを調べて、平均を出してみて、起こる確率を計算する。大概はその物事は起こらない。
平均を出してみたら解決されることも多い。
手順としては、
①記録を調べてみる。
②平均値の法則で考えると心配していることが実際に起こる確率はどのくらいなのだろうか?
まとめ
これらが、悩みの解決の手法である。皆さんも悩んだ時に、ぜひ活用してみてほしい。
また新しいことを学んだら再度更新する。
まこる