悩むならやればいいじゃん。フィリピンに6か月留学してみて思うこと

こんにちは

まこるです。

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何度か他の記事に書いてはいるのですが、実は僕六か月フィリピンのセブ島で語学留学とインターンシップをしていました。

その経験を通してわかったことが6つほどあるのですが、今回はそれを紹介したいと思います。

 

では目次です

  1. 留学したいならしたらいいじゃん。理由なんて後付けだよ
  2. 行けばわかる留学の良さ
  3. フィリピン人と日本人の共通点と違い
  4. 就活を意識しないレベルで価値を高めるのが就活に置いて一番のリスクヘッジ
  5. 誰でもなく自分で生きるということ
  6. これからの僕らに求められていること

まず、今回は簡単な自己紹介から始めていこうと思います!

僕は、現在22歳で大学を3年次終了時点で一年間休学しています。

この一年の休学期間で今年の4月から9月まで半年間セブ島に語学留学していて

その間に語学力はもちろんなのですが、様々なことを学び経験したので今回はそちらを紹介したいと思います。

 

 

1 留学したいならいいじゃん。理由なんて後付けだよ!!

上記の通り、半年間留学をしていたのですが、それを決めたのは留学に行く一ヶ月前とかです。たまたま取った大学の講義でフィリピン留学の紹介があり、就活と将来の選択で悩んでいた僕は、自分への内省の時間としてフィリピンに留学することを決めました。正直、明確なプランの元留学をしたわけではなく、その場の直感となんとなく英語を学んでおけば、その後のキャリアでつぶしが効くだろうと思ったのです。

そんな僕ですが、フィリピンに留学してみて本当に良かったと断言できます。なぜなら、海外に半年間滞在し生活をするという経験とそれに伴う語学力の向上、そして海外に出て初めて気づく自分の良さと日本の良さを理解することができたからです。そのような経験は日本やある特定の地域にずっといる限り気付けなかっただろうと思います。

 

2 行けばわかる留学の良さ

留学に行くまで、何が得られるかわからない。英語を勉強するだけなら日本でもいいじゃんということを言う人がいます。ですが、何もすることなく時間を過ごすなら思い切って留学という選択肢をするのはオススメです。というのも、留学の良さは語学力の強化だけではなく、その国に溢れている様々な価値に気づけるというものだからです。ただの旅行とは訳が違います。そこに住み現地の人と仲良くし、人間関係を作り、自分の居場所を再構築していく。日本で暮らしているだけでは当たり前すぎて気づけなかった、自分自身の普遍的な価値に気づくことができます。それに比べたら、英語を学ぶことなどそれこそが後付けです。言われているように語学力は日本にいながらもつけることができますが、最初は英語目的で気楽に行ってみて、行ってから留学の良さや目的を再定義したらいいのです。

僕が言えるのは、とりあえず行けば何かわかるよ!ということです

3 フィリピン人と日本人の共通点と違い

はっきり言って、フィリピン人と日本人は考え方が全く違います!まず、日本はまだ男性が仕事、女性が家庭という社会ですが、フィリピンでは基本的に女性が仕事も家事もこなします。男性はあまり働きません。女性が非常にタフな国です。どちらかというと沖縄のおばあちゃんたちのバイタリティーに似てますね。

これは、男女比の違いからくるのですが、フィリピンではなぜか女の子がよく生まれます。なので男女比でいくと女性が男性よりも圧倒的に多く。男性は何もしなくても希少性が高いので、何人ものガールフレンドがいる男性も少なくないです。また離婚には罰金がかかる国なので一度結婚すると簡単に離婚も再婚もできません。そこらへんも、男性があまり働かなくても家に置いてもらえるところにつながっているかもしれませんね。

日本と比べて優れていることは、フィリピンの人はとても明るく楽観的で小さなことではくよくよしません。すぐに解決策を見つけようとしたり、気にしないでほったらかしにすることもできます。精神的な幸福度はすごく高そうです。家族をすごく大事にするので、滅多なことでは残業しません。その代わり元々の賃金が低いので長い間働いている人もいます。

日本人との共通点は、自国にプライドがあることと、社会的な地位に関するプライドは高いので下手に失言してしまわないよう気をつけなければなりません。

 

4 就活を意識しないレベルで価値を高めるのが就活に置いて一番のリスクヘッジ

急に就活の話に飛びましたが、フィリピンでは滞在していた語学学校で三ヶ月間インターンシップをしていました。その経験はとても貴重なものが多く、マネジメント能力、自分の社会的な立ち位置やその場で適切なコミュニケーション能力、察する力など様々なことを学ぶことができました。それらのことから僕が得た一つの考え方は、就活を意識して焦るよりも、就活を意識しないでもいいレベルまで自分を磨くことの大切さです。僕は、大学を休学するまでの三年間色々なことをしてきました。その経験や学んだことすべてが実際に働くときの引き出しとして活用できたので、ある程度の成果をその語学学校で収めることができたと思ってます。(あくまで、周りの人からの評価と自分の主観ですが)

それらの経験から、留学は様々な経験や技能を現地で身につけることができるので、社会に出て仕事をするという点においてものすごく有利であると言えます。なので留学に行き、その現地の文化や考え方にどっぷり浸かり、また自分自身の価値を作り上げながら生活することができれば、仕事に活きてくることは間違いないです。

それを内省を通して武器に仕上げて、就活の面でアピールすることができれば、そんなに苦戦することはないでしょう。それどころか、就活しなくても会社の方から雇いたいと思えるような人になれれば、その会社の人事の方とお話をする機会があれば先行など受けずにその場で内定もありえます。話が膨らみましたが、まとめると留学を通して自分の価値を高めてください。そうすれば就活に悩むことがなくなります。

 

5 誰でもなく自分で生きるということ

海外に行きそこで生活することは、今まで自分が通用していたことが通じなくなるということだ。まずは、言語の問題で自分のことを完全に表現することはできない。なので、多くの場合ものすごく葛藤をする。そうした時に、人は自分の考えていることを伝えようと自分が今まで蓄えてきて引き出し全部を使ってコミュニケーションを図ろうとする。例えば、ジェスチャーや、顔の表情、絵に描いたり、例えを多く使ったり、感情を表現することなどだ。その過程を通して気づくのは、意外と言語が通じなくても自分を表現することはできるということだ。そして、その上で、あなたってこういう人ねというフィードバックが来るかもしれない。面白いことに、日本で今まで言われていた自分とそれほど大差がないことが多い。これらのことから言えるのは、僕らの人間性や価値は普遍的に存在するものであり、アウトプットツールに日本語を使うのか、英語を使うのか、はたまたジェスチャーを使うのかなどという違いだけである。なので、僕らはまず自分の普遍的な価値を理解し、自分らしく生きるというのが大事である。自分らしさは当たり前のように存在する。それはどうしようもないものなので、他の誰かになろうと努力するのではなく、自分でいるというのを当たり前のようにやればいいのだ。

今のままで自分を壊して成長することや、新しい何かになろうとすることを否定しているのでない。ただ一つ言えるのは、あなたが表現しようとしまいとあなたという個人はそこに存在してあなたらしい生きているということだ。

 

6 これからの僕らに求められていること

留学に行き感じたのは、フィリピン人の元気さと優秀さであり、また日本人のすごさだ。これからは、確実にグローバル化が起こる。これは僕の中での定義は、世界にあるものが、国や文化宗教を超えて様々な場所に現れるということだ。フィリピン人はビザの関係で日本に行ける人は少ないが、行きたいと夢見ている人は多くいる。またそれらの人は、よく働き、天然で元気が良く優秀である。それでいて賃金が安い。賃金の安いことがいいか悪いかはひとまず置いておくが、彼らの市場的な価値はものすごく高い。

もし、国の行き来が自由になるならば、僕ら日本人はまた別の資質で対抗しなければならない。日本人に限らず多くの人たちに求められているのは、希少性であろう。その人しかできないことは代替が不可能である。僕らは、自分の個性をしっかり理解し、その上で差別化を図るために、自分の強みを生かしたユニークな能力を身につけないといけない。グローバルスタンダードを身につけつつ(英語やプログラミングなど)その上で、ローカルな強みを生かしていく。それがこれからの社会で求められてくることではないだろうか。

 

まとめ
僕は、フィリピンに六ヶ月留学に行き、その中で経験し内省することで様々なことを学びました。今回は、学んだことを6つほどピックアップしてみなさんに紹介しました。

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これらのことは、軽く参考につつ自らの意思決定に生かしてほしいです。

 

まこる